議会報告会について

更新日
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受理年月日
令和7年4月25日
回答年月日
平成7年5月26日

内容

 まずは、報告会を開催いただいた議員の皆様に感謝します。 事前に質問を集めて、各議員が回答を用意してくれるのも嬉しいです。
 報告会でわからないことも、帰って繰り返し読んでわかることもありました。 何点か聞きたいことがあります。
1.質問に回答していないこと
 予算修正議会報告会のお知らせには「頂戴した全ての質問は議員個々が答弁を作成し、説明会にて配布致します」とあったので、各議員さんがちゃんと答弁で説明してくれると思っていました。
 質問を書いて丁寧に答えてる議員さんもいましたが、どんな質問がきているのかわからない、修正に賛成した議員さん全員へきてる質問に対して、答えてない議員さんもいました。
 特に澤口議員は、留真温泉について「理事者の答弁をいただいているので控えます」と書いていて、その後思い出みたいのを書いています。報告会のときには話してませんでしたし、上浦幌の説明会では答弁の紙もなかったと噂になってました。思い出を書くぐらいなら、ちゃんと答えた方がいいと思うのですが、なぜ控えるのでしょうか?
 どんな質問がきていたのかもわからないし、報告会に来てる町民は理事者の答弁と言われてもわからないです。
 その他の議員さんでも、ちゃんと答弁作っていない議員さんは、答える気がないなら、質問を集めるのは違うと思うし、質問してくれた町民に失礼ですし、これでいいだろうと町民を馬鹿にしているように感じます。
 税金で報酬を貰ってる議員さんには説明責任があるし、議長も説明責任を果たすための報告会だと言っていたと思うのですが、なぜ説明しないのでしょうか?
 あと、「議員個々がそれぞれの考え方を説明する報告会」と書いてあったのに、相談して答弁を作ってるように見えます。言い方を変えてますが、ほぼ同じ内容です。考え方が同じになる場合もありますが、疑われてもしょうがないと思います。
 沼尾議員、栗山議員、高橋いづみ議員のグループ。 安藤議員、阿部議員のグループ。 本当に議員個々の考えで書いてますか?
 今からでも遅くないので、質問とそれに対するそれぞれの答弁を全議員作って欲しいです。 それを約束して、報告会に質問を集めて町民に集まってもらったのだと思います。
 町民に知ってもらわなきゃ意味がないので、説明責任を果たすためにもそれを広報誌やネットに載せてください。 載らないなら、説明責任を果たす気がない議会の問題を、新聞記者さんに記事にしてもらうようお願いしようと思います。
2.議員さんの活動について
 報告会で、議員さんが役場にわからないことを聞きに行ってるのかという質問がありましたが、全議員聞きに行って勉強してるって言わなきゃいけないと思います。
 税金で報酬を貰っている議員さんが、わからないことを勉強するのは当たり前ですよね。勉強していないとすれば議員さんの報酬は税金の無駄遣いですし、町のやることに良いとか悪いとか言う権利はないと思います。
 修正した交通事業の令和6年と7年の違いが説明できないのにも驚きました。安藤議員や阿部議員の答弁では、同じ内容で委託が続くのが良くないと書いてますが、その委託の中身がわかっていないのに続くのが良くないというのがわかりません。
 また、町からの説明がないと言ってましたが、高橋議員が説明してたので、他の議員さんは調べればわかるのに、わからないままにしてたということでしょうか。高橋議員が説明してくれなければ、報告会に来ていた町民全員が、議員さん全員に呆れていたと思います。
 答弁でも書いてて議論したというのに、中身がわかってなかったというのはどういうことでしょうか。意味がわかりません。特に修正に賛成した議員さん全員に、中身を知らないで何を議論していたのか聞きたいです。修正理由を説明する報告会があるのはわかっていたはずなのに、修正した事業のことをちゃんと調べてない理由も聞きたいです。 中身がわからないのに対峙して批判する資格があるのでしょうか。
3.説明会のやり方について
 なぜグループに分かれていたのでしょうか?狭かったですし、グループで話すこともないなら、グループに分けた意味がないと思います。町民が参加したのは、修正した理由を知りたいからですが、それなら質問が多くなってもそれに答えた方がいいので初めから分けなくてよかったと思います。
 沼尾議員の「未来づくり事業の議会修正までの過程」の説明もよくわかりません。間違ってなければ議会の指摘を受けてやり方を変えて新規で始めた事業だと説明している議員さんもいましたが、新規事業で今までやっていたところに委託するのが決まっているわけでもないのに、過去の未来づくり事業の問題や一般財源のことがどう関係あるのでしょうか?浦幌で困る人を減らすための事業が、未来づくり事業だからダメという理由がわかりません。
 それを議会として説明するのもよくわかりません。関係ないと言っている議員さんがいるなら、それが修正の理由だと思う議員さんは個人で説明すればいいと思います。修正のときの動画を見ている限り、誰もそれを発言していないので、多くの町民は後付けだと思っていると思います。安藤議員は反対がでないと賛成も話せないと言ってましたが、質問のときに話す機会はあったと思います。今議会が注目されているのは、浦幌の未来のために建設的なことを言わないからで、修正賛成に建設的な質問をすればよかったと思います。 修正に賛成した議員さん全員が未来づくり事業を否定しているわけではないと言っているのにも驚きました。動画でずっと批判していたのは何だったんでしょうか?過去の動画を結構見ましたが、ずっと否定ばっかりしている議員さんもいます。否定していないなら、もう少し建設的な発言をしていたと思います。急に態度を変えるのは、悪い意味で政治家みたいです。
 予算をゼロにして事業をできなくして、町に早期に提案して欲しいというのは中途半端だし無責任だと思います。竹田議員が、今困ってる人がいるのに、修正したら議員が町に再度事業を始めることを依頼できないといってましたが、早期実現してほしいなら修正しなければいいと思います。 あと企業が離れていかないと言っている議員さんに、その根拠も聞きたいです。普通に考えて、今までの否定ばかりしている議会の動画を見た企業は、議会と揉めている町に寄附しないです。寄附を集めている方に聞きに行ってはどうでしょうか?事実じゃないことを議員が答弁するのは問題だと思うので、それも含めて答弁書作り直して公開してほしいです。
 最後に、 結局説明会に参加しても修正した理由はわかりませんでした。 修正に賛成した議員さんで、誰かひとりぐらい、予算を削除した事業がない方が浦幌のためになると信念を持っている議員さんはいないのでしょうか。とても残念です。 動画が公開されるようになって、町民が議会を見ることができるようになったことは感謝しています。 町民は見ています。 見られて恥ずかしくない議会運営をお願いします。

回答

 この度は、ご多用の中、議会報告会にお越しいただき、ありがとうございます。
ご質問につきまして、浦幌町議会としてお答えいたします。
 1点目の質問についてですが、今回の事前に頂いた質問に関しては、議会としては議員個人が回答をつくり、議員個人が割り当てられた時間内で当日説明することとしております。議会としましては、そのような説明の場をつくることを決定し、それ以降の説明については、議員個々の判断や考えに基づくものありますので、議会としての全員で話し合って回答を決めたものではなく、議員の責任で回答しているものでありますのでご理解願います。
 なお、留真温泉については、5月14日町議会臨時会において、補給水配管の修繕費の補正がありましたので申し添えます。
 2点目の質問についてですが、議会といたしましては議場で議論して判断することが基本だと考えており、事前に担当職員等に聞くことも可能ですが、その点については議員それぞれの考えによりますので、議会としての回答はいたしかねます。
 また、交通事業の令和6年と令和7年の違いについて議員が中身を知らないということでありますが、予算審議の中での行政からの答弁でもありましたように、プロポーザル方式での発注ということで、基本的には応募企業からの提案があって提案内容を採用してから事業内容が確定するため令和7年の事業内容の詳細は現在のところ決まっていないと思われます。
 3点目の質問についてですが、毎年議会報告会を実施しており、グループに分かれ実施しております。当初は最後グループで質問を受け付ける予定でしたが、全体での質問が多く時間が予定時刻を過ぎてしまっていたことから、グループでの質問ができませんでした。大変申し訳ございません。
 過去の未来づくり事業との関係でありますが、今回行政からも提案されたように未来づくり事業引継ぎの事業とされている点で関係があると捉えている議員と、未来づくり事業としては一旦整理したので新規事業と判断している議員がいると考えております。
 また、予算をゼロにして事業をできなくしたとのことでありますが、予算がゼロだとしても行政職員の中で検討や実行する場合については予算がかからずできることから、全く事業が進まなくなるということではないことを申し添えます。
 最後に、行政としてあげられている事業全てに共通することですが、行政としても町のためになると上げている事業について、その事業が無い方が浦幌のためになるという考えはありません。しかし、必要な事業についても、予算の立て方、事業内容の検討・協議、事業内容の改善、他の事業とどちらを優先するべきか、町全体の財政的な観点、様々なことを考慮して議員個々が判断しているところであります。今回の議会としての結論について町民の方々の中でも、賛否両論あるかとは思いますが、これからも議員個々が責任ある判断をし、議決してまいりますのでご理解お願いいたします。

お問い合わせ

議会事務局

〒089-5692
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FAX:015-576-5570
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