議員定数削減について
- 受理年月日
- 令和7年3月10日
- 回答年月日
- 平成7年3月31日
内容
町の人口減少に伴い、議員数を見直す時が来ているのではないでしょうか。
・審議時間が短くなり効率的な運営ができる。
・選挙において従来より多くの支持を必要とすることになり、それだけ広域的なものの考え方をするようになる。
・経費削減になる。
・行革として、執行機関も経費を削減しているのだから、議会も行革の一環として減少すべきである。
回答
議員定数についてですが、これまで浦幌町議会としましては、平成22年から平成26年まで、町議会議員定数調査特別委員会や議会運営委員会で調査検討してまいりました。
一旦ここで結論付けた内容は、常任委員会機能を維持・充実させていくことでは、議長を除き、1常任委員会において多種多様な意見と民意の反映により議論できる人数は最低5人を確保する必要があるとしました。
現在は11名での議会運営が望ましいと考えております。
総務省でも、2018年に町村議会のあり方に関する研究会を開催しており、議会の定数増加の「多数参画型」と、定数を減らし少数の専業的議員で行う「集中専門型」の2つのタイプの議会について示されており、双方メリットやデメリットがあるところです。
今回いただいたご意見では、経費削減や審議時間の短縮化、広域的な考え等のご意見でしたが、定数を減らすことで、幅広い年齢層や各地域からの議員参画が可能かや、委員会の維持が困難であること、議員が1人欠けた際の再選挙の増加、定数減によるなり手不足の懸念、合議体としての活動懸念、議員活動日数等、総務省の方でも定数減少に係る懸念点が出されているところであります。
議員定数については、様々な視点から今後も検討が必要であることから、現状は11人が望ましいと考えておりますが、今後の人口減少の進み具合も勘案し、町民の意見を聞きながら、来期以降に検討することが望ましいと考えておりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。
- お問い合わせ
-
議会事務局
〒089-5692
北海道十勝郡浦幌町字桜町15番地6
電話:015-576-2119
FAX:015-576-5570
E-mail:gikai@urahoro.jp