VOICE(町民の声)~ゼロカーボンについて

登録番号
00258
更新日
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受理年月日 2025/08/07
回答年月日 2025/09/02

内容

 広報にてゼロカーボンを目指し二酸化炭素排出量を抑えることをしていかなければならない、太陽光発電を増やすために会社も設立する方向で進んでいるということについて知りました。
 二酸化炭素排出量を抑えることは大事だと思いますが、目標はどこにあるんでしょうか。現在の浦幌町の二酸化炭素排出量はどのくらいでいつまでの期間にどれくらいの排出量まで抑えるか具体的に決まっているのでしょうか。
 太陽光発電は浦幌町内でどれくらい発電されていてどれくらい利用されているかなどもデータがあるなら知りたいです。
 会社の設立ともありましたが、ソーラーパネルを建てた数十年後耐用年数が来たときに会社自体が無くなっていた場合はソーラーパネルは放置されたままになるんでしょうか?
 放置されたソーラーパネルから発火するという事例が全国で多発してますし、ソーラーパネルは消化活動が難しいという話も聞きます。増やすだけ増やすのではなく将来的なことも考えて太陽光発電を利用してもらいたいです。

回答

 浦幌町は2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」を宣言しており、2030年度には2013年度比で47%削減することを目標としています。直近の排出量はおよそ7.8万トンで、2030年度には4.6万トン程度にまで減らすことを目指しています。
 太陽光発電では町内で年間約1万4千MWhが発電されています。ただし、多くは国の制度を通じて売電される仕組みのため、ほぼ町内では使われておりません。
 また、将来的な撤去や放置の問題については、国の制度で撤去費用の積立が義務づけられており、新しく設置されるものは放置されることがないよう仕組みが整えられています。町内で立ち上がった民間のエネルギー会社においても、将来を見据えた事業となるよう検討しています。
 さらに、景観や自然環境への影響も全国的な課題となっていることから、本町では今年度「再エネゾーニング事業」を行い、住民の皆さんと地域の環境や文化について学びながら、大切な場所を考えるワークショップを開催し、保全すべき場所や導入しても良い場所を整理しています。
 町としては、将来の安全や環境へ配慮し、地域と共生した再生可能エネルギーの導入を検討してまいります。

回答課
まちづくり政策課
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