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旧浦幌高校の活用について
受理年月日
平成29年2月13日
内容
東川町では外国人学生のための日本語の専門学校を作って200人もの学生を受け入れています。学生は若いから勉強の傍ら地域にも貢献してくれるはずです。色々な場所で地域住民、特に高齢者の手伝いをしたり、働き手になれば日本語の勉強にもなります。
浦幌高校が使われずに残っているのだから道から買い取って専門学校として再利用してはいかがですか?
今更新しい校舎など作れないでしょうし今あるものを再利用すれば安く済む、是非ご検討下さい。他にも使える施設はたくさんあるはずです。
回答年月日
平成29年2月23日
回答
本町の教育推進に対するご意見をいただき、ありがとうございます。
専門学校設置についてでありますが、昨年、浦幌中学校生徒の「うらほろ活性化案」発表会があり、その中で町内にある遊休施設を大学の分校や専門学校として活用を図るところの「IT養成専門学校(サテライト学園)」構想が提案されました。
しかし、専門学校を設置し運営するとなると収容定員40名以上に対応した運営体制を作らなければならず、専門教員3人以上の確保、施設維持費など多額の費用を要するため、町立での設置運営は困難な状況ととらえています。
学校経営に意欲的な法人等が是非、施設の有効活用に着眼し、運営していただければと願うところであります。
旧浦幌高校は、ご存知のとおり北海道の所有財産でありますが、浦幌町の所有財産においてもご指摘のとおり活用していない公共施設があります。
町として旧浦幌高校も含めそれぞれの遊休施設の利活用等について、売却を含め検討を重ねてきましたが、建物は目的や用途によって構造等に反映して建築されており、他の用途での活用となると難しい課題が多くあることも現状であります。
その中にあって、閉校となった小学校において都市部企業等のサテライトオフィス(※)としての活用の可能性について、現在、実証事業を行っています。
このことにより可能性が広がれば従来と違った遊休施設の利活用形態が考えられると思っているものであります。
町の公共施設は町民の共有財産であり、財政状況から維持管理費等、コスト面に対応できる利活用について、今後も検討を図ってまいります。
※ サテライトオフィス:企業や団体の本拠地から離れたところに設置されたオフィス。企業等にとっては、オフィス賃料などの固定費の削減、自然災害などの際の経営機能のバックアップ、通勤時間の短縮による時間の効率化、従業員の仕事と生活の調和(ワーク&ライフバランス)、人材採用の選択肢が増えるなどのメリットがある。
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