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議員のなり手不足を解消するための意見書を可決・提出へ

 浦幌町議会では、平成29年第1回定例会初日(3月6日)に「議員のなり手不足検証報告書」の最終報告をしました。
 議員のなり手不足については、様々な取り組みをする中で解決策を見出すことが求められますが、浦幌町議会
としましては、法律改正や環境整備が必要と判断し、下記のとおり国に対して意見書を提出することを決定し、
3月15日の定例会最終日に意見書を全会一致で可決し、国に提出しました。

意見書の内容

   地方議会議員のなり手不足を解消するための環境整備を求める意見書

  平成12年4月に地方分権一括法が施行され、国と地方は対等・協力の関係へと大きく
転換し、地方議会の果たす役割は大きく広がり、その責任はさらに増すことになった。
  地方公共団体においては、町民が地方公共団体の長及び議会の議員を直接選挙する
という「二元代表制」の下、独任制の機関としての長と町民の意思を代弁する合議制機関
の議会が緊張関係を保ち、独立・対等の立場において、議会は自らの創意工夫によって
町民との協調、公正性・透明性を確保することが求められている。
  現在の地方を取巻く環境は厳しく、人口減少、超高齢化という大きな課題に直面してお
り、地方議会は、さらに町民に開かれた議会、町民に身近な議会をめざし、町民参加を推
進する中で、議会に与えられた大きな権限と役割を最大限に発揮することが重要である。
  こうした状況の中、平成27年4月の統一地方選挙では、全国372町村のうち89町村が無
投票当選となり、その中でも我が浦幌町を含む4町村が定数割れとなった。
  日本の人口減少、少子高齢化とともに地方議会の議員のなり手不足による無投票当選
や定数割れは深刻な問題であり、地方制度調査会を初め、地方議会に関する研究会など
においても、「議員のなり手不足」の調査・研究を行っているところである。
  地方創生の鍵となるのは、地域活性化につながる自立した施策であり、二元代表制の下、
緊張関係を保ちながらよりよいまちづくりをしていくことが必要で、その一翼を担う議会の議
員が活躍できる環境を整えることは必要不可欠である。
  国においては、地方議会が多様な人材・多様な意見の反映のもと二元代表制を維持し、
議員のなり手不足を解消できるよう、下記の事項について強く要望する。
                            記
1  地方議会議員は、地方議会に課せられている団体意思の決定及び執行機関の監視の
    使命を全うするため、日常的に住民の声を広く聴取し、議案審議、政策立案、行財政の
    監視及び調査研究等に努め、住民の代表としての責務、住民全体の奉仕者としての責
    務及び合議体の構成員として議会の機能を遂行する責務を議員の職責として地方自治
    法上に明確化し、議員の活動基盤整備を図ること。
2  国民の幅広い政治参加や地方議会における人材確保の観点から、被選挙権について
    も18歳以上とすること。
3  議員に欠員が生じた場合の補充については、公職選挙法第113条第3項第3号に補欠
    選挙について規定されているが、早急な欠員補充対策として衆議院議員・参議院議員
    選挙等と同時に執行できるように、同法の他の規定の影響を考慮した上で、「同一の地
    方公共団体の他の選挙が行われるとき」の規定を「他の選挙が行われるとき」などと改
    正すること。
4  多様な人材の議会参加をしやすくするため、選挙費用の部分においても、町村議会議
    員選挙は選挙公営の対象範囲が狭いことから、供託のあり方を含めた中で、選挙運動
    用自動車使用、選挙運動用ポスターなどの選挙公営の拡大を図ること。
5  議員のなり手不足の観点から、現行の「再選挙制度のあり方」について、無投票当選
    制度及び補欠選挙制度との関係を含め総合的に検討すること。
6  若者などの議員のなり手不足を解消するため、議員報酬の期末手当の位置づけを整
    理し、若者手当、育児手当などの支給を可能とするよう検討すること。
7  国民の幅広い政治参加や地方議会における人材を確保し、議員のなり手不足を解消
    するため、地方議会議員の厚生年金制度加入のための法整備あるいは退職金等の支
    給について検討すること。
8  サラリーマンなどが議員として活動できる対策として、厚生労働省が実施している若者
    チャレンジ奨励金の類似制度として、企業側に支援する「議会議員チャレンジ奨励金」
    (仮称)の制度化を検討すること。
9  地方議会議員への立候補及び議員活動の環境整備として、労働基準法第7条におい
    て被選挙権の位置付けを明確化するとともに、休職、復職あるいは議会活動のための
    休暇もしくは変則勤務などを含めた環境整備を図ること。
10  若者・女性議員のなり手については、議会制度の位置づけと社会的認識度の向上、
     専業・兼業問わず議員報酬のあり方、休暇、休職、復職、働きながら議員活動できる
     などの労働環境やそれに伴う社会保障制度の充実、家庭・地域がサポートできる体
     制が必要なことから、議会制度の位置づけ、労働環境の改善、社会保障制度の充実、
     少子高齢化対策、女性活躍社会のための法的及び基盤整備を図ること。

  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

   平成29年 3月15日

                                   北海道十勝郡浦幌町議会

提出先  衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、総務大臣、
      財務大臣、厚生労働大臣、経済産業大臣、内閣府特命担当大臣(経済財
      政政策担当)、内閣府特命担当大臣(地方創生担当)

 

意見書PDF

  地方議会議員のなり手不足を解消するための環境整備を求める意見書PDFファイル(131KB)

協力のお願い

 意見書の提出

  浦幌町議員は、定数割となった議会として、根本的な部分から議員なり手不足の検証を
 進めてきました。
  このたび、議員のなり手不足検証報告書に基づき、国に対して意見書を提出いたしました。
  議員のなり手不足は、全国的な問題であることから、各町村議会におきましても同様の悩み
 をかかえていることと思います。
  浦幌町議会が提出しました意見書を参考に、各町村議会におかれましても意見書を提出して
 くださいますようお願いいたします。

 ご連絡

  賛同いただき、意見書を提出されました議会につきましては、本町議会にご連絡願います。

  ご連絡いただきたい事項

  1. 議会名
  2. 意見書の内容
  3. 議決年月日


    浦幌町議会では、ホームページで賛同いただきました議会を紹介させていただきます。   

 

意見書・要望・要請のご協力をいただきました。

議会・団体名 内容 議決等年月日 備考
十勝町村議会議長会 意見書項目4.7.910の事項 平成29年6月13日 道議長会総会へ提出
北海道町村議会議長会 上記の提出をもって決定 平成29年6月13日 今後、国へ要請

 

 

 

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お問い合わせ先

浦幌町議会事務局
〒089-5692 北海道十勝郡浦幌町字桜町15番地6
電話:015-576-2119 FAX:015-576-5570
E-mail:gikai@urahoro.jp

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